ヤギのグループ企業であり、付加価値の高いテキスタイル開発に定評のあるイチメン株式会社が、先月開催された生地合同展示会「textile vision」に出展しました。

 

国内外の高品質な素材が集う合同展において、イチメンが発信したメッセージとは。その展示の狙いと、今後のテキスタイルビジネスへの展望をレポートします。

■新規顧客にアピールする「わかりやすさ」

今回の出展においてイチメンが最大の目的に据えたのは、これまで同社の生地を見たことがない、使用したことがないといった新たな顧客層へのアプローチです。

 

数多くの出展社が並ぶなか、あえて特定のテーマに重きを置かず、来場者が直感的に素材のポテンシャルを感じ取れる「わかりやすさ」を重視した展示構成を意識しました。

主軸として打ち出したのは、美しい落ち感が持ち味のキュプラ系素材や、豊かな風合いを持つ近江晒などです。それらを先染めと後染め、チェックやストライプといった多様な切り口で多彩な表情を網羅的に見せることで、ファッションブランドやデザイナーのインスピレーションを喚起する提案を行いました。

■生地から製品受注へ。広がるビジネスの可能性

さらに注目すべきは、生地単体の提案にとどまらない立体的な展示手法です。ブースにはスワッチだけでなく実際の製品を効果的にディスプレイしました。生地がどのような製品に仕上がるのか、最終的なイメージをリアルに可視化して展示しました。


これは単なる見せ方の工夫ではなく、生地提供から派生する製品受注をも視野に入れた表現でもあります。作り手は生地の風合いを確認しながら、製品化のイメージを鮮明に共有できるため、より実践的で一歩踏み込んだ商談へと繋がる仕掛けとなりました。


今回の合同展出展において、素材の魅力をストレートに伝え、製品という具体的なビジョンまでを提示することで、イチメンのテキスタイルコンバーターとしての確かな提案力と柔軟性を表現しました。ヤギグループのモノ作りを牽引するイチメンの次なる展開に、引き続きご期待ください。

イチメンについて
企業名 : イチメン株式会社
代表者 : 代表取締役社長 小川 佳久
所在地 : 東京都渋谷区神宮前3丁目29番2号
事業内容: アパレル向け生地・製品の企画・販売

イチメン(株)は、独自性を強みに「生地(テキスタイル)販売」と「製品(OEM)」の両軸で事業を展開しています。

国内外の産地と連携し、厳選した原料を用いることで、こだわりぬいた付加価値の高いテキスタイルを国内外に販売。さらに、そのテキスタイルを強みとした素材からの製品提案を軸に、衣服などの製品事業を展開しています。

他社との差別化を図った独自の商品開発に取り組み、お客様の多様なニーズにお応えしています。

 

【インフォメーション】

・イチメン株式会社公式  WEB サイト