株式会社ヤギのグループ会社であり、50年以上にわたり日本のファッション産業を支えてきたテキスタイル商社のイチメン株式会社。今回は、同社が先日開催した「2027SS素材内見会」(2027年春夏シーズン向け生地展示会)の様子をレポートします。
2027年春夏シーズンは、以前より定評がある、イチメンとして打ち出しているキュプラやシルクに加え、これまでも手掛けてきたテンセル素材を改めて強く打ち出していました。
今回の展示会で特に注目を集めたのは、テキスタイルの「風合い」を感じさせる以下の3つのアプローチです。
- ReBODY:春夏シーズン向けに素材感自体を軽く薄くし、肉感をアップデート。
- Color Play:絣(かすり)調や杢(もく)っぽさを表現し、見た目の色やプリントの面白さを追求した素材。
- BORO:古着のような素材のテイストをこだわりの加工やプリントで再現したシリーズ。

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- BORO
「The First Scent of Ground」の取り組みについて
また、今季の特別な取り組みとして「The First Scent of Ground」プロジェクトが発表されました。これは兵庫県の東播染工で織布から加工までを行い、イチメンが生地をストックして販売を担う全3品番のシリーズです。中でも「Vein Stripe」は綿麻素材で、ヤギの「UNITO(ユナ・イト)※」で特別に作られたオリジナルの糸が採用されています。
イチメンだけでなく、東播染工や大阪のエッセンシャルストアでもこれらの生地を販売する予定です。
また、現在はファッション用途に留まらず、カーテン等の企画も進行中で、今後は「プルミエール・ヴィジョン・パリ(PV)」などの海外展への出展も予定されています。
イチメンの担当者は、「ヤギは糸を売り、その糸で作られた生地をイチメンが売る。これによって会社的な認知度やUNITOの認知度向上も目指したい」とグループのシナジーについて語ります。
「こだわりの分、相応の価格なので一気に売れるとは思っていませんが、少しずつ広まり、しっかりと評価されるようにしていきたい」という言葉の通り、時間をかけて価値を届けようとする姿勢が印象的でした。
ヤギグループの連携が紡ぎ出す、妥協のない生地作りに今後もご期待ください。
イチメンについて
企業名 : イチメン株式会社
代表者 : 代表取締役社長 小川 佳久
所在地 : 東京都渋谷区神宮前3丁目29番2号
事業内容: アパレル向け生地・製品の企画・販売
イチメン(株)は、独自性を強みに「生地(テキスタイル)販売」と「製品(OEM)」の両軸で事業を展開しています。
国内外の産地と連携し、厳選した原料を用いることで、こだわりぬいた付加価値の高いテキスタイルを国内外に販売。さらに、そのテキスタイルを強みとした素材からの製品提案を軸に、衣服などの製品事業を展開しています。
他社との差別化を図った独自の商品開発に取り組み、お客様の多様なニーズにお応えしています。
【インフォメーション】
・イチメン WEBサイト
・東播染工 WEBサイト
・エッセンシャルストア
※UNITO Project について
・公式Webサイト
・公式インスタグラム
・過去のUNITOに関するご紹介記事はこちら

