サステナブルコスメアワード2025「審査員賞 地方創生部門」を受賞

昨年秋に実施された「サステナブルコスメアワード2025」の審査において、ツバメタオルの「ナナイロ」が審査員賞 地方創生部門を受賞しました。2024年に続く、2年連続の快挙です。

授賞式は今年3月、ニュウマン高輪のプロモーションスペース「+Base1」にて華やかに行われました。

ー  サステナブルコスメアワード」とは?


「人にも地球にもやさしいコスメ」を表彰するこのアワードは、国内で唯一、化粧品やトイレタリー分野においてSDGs視点での評価基準を制定しているものです。

 

環境省のプロジェクトアンバサダー有志が発起人となり2019年にスタート。成分だけでなく、原料生産から製造、流通、廃棄に至るまでの「製品のライフサイクル全体」を多角的に審査するのが特徴です。

 

2025年度は、ルミネの表輝幸社長をはじめ、化粧品や環境の専門家、NPO法人の方々など、多分野のスペシャリストが審査員を務めています。

受賞製品「ナナイロ」のこだわり

今回受賞した「ナナイロ」には、ツバメタオルの「使う人への想い」が凝縮されています。

 

  • 厳選された素材: インド産オーガニックコットンをパイル部分に使用。細番手の糸で織り上げることで、しなやかな風合いを実現しています。
     
  • 肌へのやさしさ: 化学薬品の使用を最大限に抑えた「有機精練製法」を採用。デリケートな肌の方や赤ちゃんも安心して使えます。
     
  • 驚きの吸水性: 大阪・泉州伝統の「後晒し製法」により、水分をサッと吸い取ります。摩擦が少ないため、髪や肌を傷つけにくいのも魅力です。

 

ー  開発のきっかけは「家族への愛」


「ナナイロ」の誕生には切実な背景がありました。かつて前会長のお子様がアトピーを発症した際、タオルに含まれる化学薬品が体に悪影響を与えている可能性に気づいたことがきっかけです。「自分たちの仕事を一から見つめ直そう」と決意し、2004年には現在の安心な製法の特許を取得(現在はより多くの人に広めるため特許を放棄)しました。

 

今回のサステナブルコスメアワード2025の審査員からも「老舗メーカーが哲学を持ってサステナビリティに挑戦している姿勢が素晴らしい」と高い評価を得ています。

環境に配慮した「ツバメタオル」のモノづくり

ツバメタオルは、1913年(大正2年)に日本のタオル発祥の地である「大阪・泉州」で創業した、110年以上の歴史を持つ老舗タオルメーカーです 。素材選びから製法に至るまで、「人と環境に配慮したモノづくり」を徹底しているのが大きな特徴です。
 

1. 独自の「有機精練(ゆうきせいれん)」製法
一般的なタオル製造では多くの化学薬品が使用されることがありますが、ツバメタオルでは独自の「有機精練」という手法を採用しています。
 

  • 天然糊の使用: 生地の織り上げ前に糸を保護する糊には、じゃがいも成分のでんぷん糊を使用しています。
     
  • 天然酵素による糊抜き: 使用した糊を落とす際も、化学薬品ではなく天然酵素で分解させています。
     
  • 環境と肌にやさしい仕上げ: 洗浄には植物性石鹸を、漂白には過酸化水素を使用し、最終的な柔軟仕上げには大豆イソフラボンを用いることで、自然環境と人体への影響を最小限に抑えています。
     

2. 伝統の「後晒(あとざらし)」工程
大阪・泉州タオルの伝統である「後晒し製法」を守り続けています。タオルを織った後に不純物を洗い流すこの工程により、おろしたての状態から極めて高い吸水性を発揮します。
 

3. 「安心」を追求する企業姿勢
ツバメタオルのモノづくりの根底には、「自分たちが作っているものが、知らぬ間に体に悪影響を与えていないか」という深い自省と責任感があります。かつて家族の健康問題をきっかけに製造工程を一から見直した経緯があり、2004年には化学薬品を抑えた製法で特許を取得しました。

 

現在は、「この安心な製法をより多くの人に広めたい」という想いから、あえてその特許を放棄し、業界全体、そして社会全体へサステナブルなタオルの在り方を発信し続けています。