化粧用具OEMメーカーである日本パフ株式会社(本社:大阪府寝屋川市)は、この度、2025年9月にインテックス大阪で開催された「COSME Week【大阪】」に、創業以来初となる展示会出展を実現いたしました。


COSME Week【大阪】は、化粧品の総合展示会として今回第6回目を迎え、9月24日(水)~26日(金)の3日間、インテックス大阪(大阪市住之江区)で開催されました。化粧品の原料/OEM/パッケージからコスメ(最終製品)までを網羅した展示会で。「化粧品開発展(原料、容器、OEM、販促ツールなど)」と「[国際]化粧品展(コスメ、サプリ、美容機器など)」の2つの専門展で構成され、日本パフ(株)は「化粧品開発展」に出展しました。

「パフ」にかける熱意を社内横断チームで結実

日本パフ(株)は1958年創業の、化粧用具のOEMメーカーです。特に、日本で初めて開発に成功したベルベットパフ(ナイロン)においては、現在も日本トップクラスのシェアを誇っています。しかし、「化粧パフ」というニッチな商材と業界の性質上、これまでは販路開拓や商品展開に苦労も伴いました。

 

その中で、日本パフ(株)の強みである「多種多様な化粧料に適した豊富な素材」を直接、様々な方に広くお伝えしたいという営業部の熱意が起点となり、企画開発をはじめとする社内の協力を得て、この度、初の展示会出展が実現しました。

 

長年培ってきた「パフ」の技術と、新たな挑戦への熱意を込めて、3日間ある会期中、主力製品であるパフを中心に、OEM生産が可能な化粧用具全般を紹介しました。

【担当者コラム|営業部 福田さん】老舗メーカー初の挑戦を振り返る

当社の事業はこれまで国内の大手化粧品メーカー様へのOEMが中心でしたが、さらなる飛躍を求め、海外OEMや国内新規顧客(異業種からの参入企業様など)獲得の情報収集のため、出展を決定いたしました。

 

— 初めての挑戦とチームの力

 

出展自体が創業以来初体験となり、準備の全てを手探りの状態で進めました。特に、パフ単体では地味に見えてしまいがちなため、いかにして注目を集められる展示にするかに苦労いたしました。

 

この挑戦は、企画、出展準備など一連の計画を立てる中で、我々営業だけではなしえず、商品開発部のチームが企画段階から一緒になって実現したいブースイメージや展示内容の準備など、商品開発部チームの尽力なくして実現は不可能だったと考えております。

— 会期中の気づきと今後の展望


初出展のため比較はできませんが、会期中は個人の方や自営業風の来客も多く、当社のメインターゲットではないお客様も多く来場されていたという印象です。


想像していた以上に多くのリード(見込み客情報)を獲得できたと感じていますが、これから詳細にレビューを行い、今後の具体的な対策や次回の活動計画を立案していきたいと考えています。

 

(写真右側:営業部・福田さん)
 

パフの常識を覆す新素材「FOREA®」を発表

 

今回の出展で特に注目を受けたのが、スポンジパフの新素材「FOREA®」です。「FOREA®」は、特許取得の撥水・防水技術と新規発泡技術によって誕生した革新的なスポンジです。

 

化粧料が内部に染み込みにくい構造のため、リキッドやクリームファンデーションの無駄を抑え、経済的に優れています。また、微細な連続気泡で肌あたりが心地よく、化粧料の伸び・塗布性が良好です。さらに、特殊配合設計により汚れ落ちしやすいため、衛生的に長く使用できる点も大きな特長です。

初出展を経て。次の美の常識を共に創るパートナーへ。

初の展示会出展は、ベルベットパフで培ってきた当社の確かな技術力が、革新素材「FOREA®」への大きな反響と共に、高機能化・衛生意識の高まりといった時代が求める新たなOEMニーズと結びつく確かな手応えとなりました。この経験を活かし、日本パフ株式会社は、化粧用具OEMメーカーとしての次のステージへと歩みを進め、より高機能で衛生的な化粧用具の開発に注力し、お客様のブランド価値向上に貢献し続けます。

 

新製品開発などで「化粧用具の素材・形状に悩んでいる」「付加価値の高いパフを探している」といった課題がございましたら、ぜひ日本パフ(株)にご相談ください。

 

今回の出展で得た知見と、長年の技術力を融合させ、パートナーやお客様と共に「次の美の常識」を創り出すことを目指します。

 

 

【化粧用具OEMに関するお問い合わせ】
 日本パフ株式会社 営業部
(Webフォーム)

(お問い合わせの際は「COSME Week出展記事を見た」とお伝えください。)

 

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