6月下旬のパリメンズファッションウイーク期間中、デザイナー 「榎本 光希」が手がけるATTACHMENT(アタッチメント)の2026年春夏コレクションの展示会がパリで開催されました。また、7月11日には東京にて、ランウェイショー形式でコレクションが発表されました。

何気ない「気軽さ」に秘められた、ただ一つの魅力

「Easily」と名付けられた2026年春夏コレクションでは、人の装いに自然に現れる“癖”に着目し、何気なさや力みのない「気軽さ(Ease)」の中に見える個性を一番の魅力と捉え、エフォートレスでやわらかさのあるソフトテーラードスタイルに落とし込まれています。

「Easily」コレクションが示す、都会的でクールな軽快スタイル

装飾性を削ぎ落としたシルクカシミアニットはエフォートレスの象徴的なアイテムとして、ワイドシルエットのトラウザーズはリラックスしつつも都会的でクールな印象です。足元はバックレス調で履くことも想定されたスムースレザーのローファーとサンダル、首元には“about us” と刻印されたチャームが揺れ、これらのワードローブが、錯綜する現代を軽快に生きる人々に捧げるものであることを示しています。

 

グレーやブラックといったカラーを基調としたテーラードジャケットはアタッチメントの普遍的なスタイルを表現する一方、よりカジュアルさも演出したアイテムも多く提案されました。

 

繊細なディテールにこだわった形と、身体を自然になぞらえるようなシャープなシルエットにより、エフォートレスで現代的なムードを引き立てているコレクションです。

 

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