7回目を迎えた「北陸ヤーンフェア2024」が開催され、当社も出展しました。第7回の展示会のコンセプトは 「サステナブルな繊維の未来 ~新たな絆へ~」です。
当社の展示ブースでは、Bioworks株式会社が開発した「植物由来の添加剤」を活用した新素材「PlaX™(プラックス)」を紹介。また、先日、公式サイトもオープンしたUNITO Projectからは、使用済みPETボトルや工場内で発生するナイロン糸くずを原料に、北陸企業と共同開発したリサイクル糸ブランド「UNITO polyester」・「UNITO nylon」 を展示しました。特にPlaXについてはPLA繊維を打ち出しているブース他にあまりない事もあってか来場者の関心も高く、当社の社員やBioworks社の社員へ質問する方々の姿が多く見られました



【北陸ヤーンフェアについて】
石川県繊維協会と福井県繊維協会の共催で、金沢市と福井市で開催地を入れ替えながら毎年秋に開催されています。繊維産業界においても人間・社会・地球環境の持続可能な発展を目指しつつ、新たな機能性の付加が求められています。このようなテーマを追求した新素材の提案を観覧でき、素材のサプライヤーとユーザーが交流できることを目的とする展示会です。会場にはサステナブル糸や機能糸を中心に最新の商品がそろい、来場者にとって新しい開発のヒントを得る場として定着しています。近年は尾州や三備、桐生、和歌山、今治など北陸以外の産地からの来場者も増えていて、出展企業と産地企業がコミュニケーションを図る場にもなっています。今回の出展企業は初めて海外からの出展として3社が参加し、当社を含めて78社・団体(前年比14社増)で、福井開催だった前回に続き過去最多を更新したそうです。第1回目は40社からスタートし、新型コロナウイルス禍の影響を受けた3回目以外は年々規模を拡大している展示会になります。